笠井亮政策委員長が街頭演説 “頼れる年金へ一票を”

訴える笠井氏ら=5日、東京都文京区(「しんぶん赤旗」提供)
日本共産党の笠井亮政策委員長・衆院議員は5日、文京区、荒川区で街頭演説し、安倍自公政権による年金7兆円削減を告発し、「共産党と東京選挙区の吉良よし子候補の勝利で、減らない年金を実現し、暮らしに希望のある新しい政治をつくろう」と訴えました。

笠井政策委員長は安倍政権のマクロ経済スライド」により、国民年金では40歳以下の場合、満額で月額6万5000円が4万5000円に減らされると指摘。

年金削減をやめ「減らない年金」をつくる共産党の提案に、安倍首相が対案もなく「ばかげた政策」と拒否したことを批判し、「(年金不足額)2000万円を貯金するより、皆さんの一票で政治を変える方が簡単。頼れる年金へ、共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。

笠井政策委員長は、消費税増税をやめ大企業や富裕層に応分の負担をさせて、希望ある暮らしをつくる共産党の提案を力説。
「財界中心、米国いいなりという政治のゆがみを正すのが共産党だ」と語りました。

文京区で演説を聞いた女性(58)は「『年金では2000万円足りない』という(金融庁)報告書を受け取らず、うそをついたり隠したりと、安倍政権は本当に不誠実だ。共産党は市民の小さな抗議集会にも来るなど、誠実だと思う」と話していました。

(2019年7月6日付「しんぶん赤旗」より)