【JCP With You オープニングイベント】ジェンダー平等 差別のない社会に

男女平等の指数が世界149カ国中110位と遅れ、根強い女性差別が残る日本。

個人の尊厳が尊重される社会へともに考え行動していこうと、日本共産党はホームページに特設サイト「個人の尊厳とジェンダー平等のためのJCP With You」を立ち上げました。

それぞれの立場から発言されたトークセッション(web版「しんぶん赤旗」より)
21日夜、東京都渋谷区でオープニングイベントが開かれ、約50人が参加しました。

小池晃書記局長は開会あいさつで、安倍政治の大問題の一つが、自民・杉田水脈(みお)衆院議員の「LGBT(性的少数者)は生産性がない」発言容認や麻生太郎財務相のセクハラ財務事務次官擁護などに見られる差別の政治だと指摘。

「今回のプロジェクトは、差別に声をあげた人を孤立させないというもの。差別のない社会、女性が生きいきと力を発揮できる社会へ、ご一緒に変えていこう」と呼びかけました。

トークセッションでは、『週刊SPA!』の女子学生をおとしめる大学ランキング特集に対して声をあげた学生の団体「VOICE UP JAPAN」の高橋亜咲さんと金子理さん、『「女子」という呪い』を出版した作家・活動家の雨宮処凛さん、国会でジェンダーや女性差別、LGBTQの問題などを取り上げてきた池内さおり前衆院議員、吉良よし子参院議員(東京選挙区候補)が報告しました。

会場からの発言で、高月まな・党新宿区議候補は、性的少数者の当事者として「差別をなくすには政治の役割が大事。法律で明文化を求め、新宿区でもパートナーシップ制度をつくりたい」と表明。
選択的夫婦別姓の訴訟にかかわる女性は、同性婚を求める人たちとの連携で多様な家族の形を広げることを目指していると述べました。

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(2019年3月23日付「しんぶん赤旗」より)