【江東区・演説会】小池晃書記局長「区民いじめの区政を転換しよう」

2019年3月16日 , ,

告示まで1カ月を切った江東区議選(定数44、4月14日告示、同21日投票)と参院選での日本共産党の躍進へ向け、党江東地区委員会は15日、小池晃書記局長を迎え、演説会を開きました。

江東区 演説会
小池晃書記局長の訴えを聞く人たち=15日、東京都江東区(「しんぶん赤旗」提供)
小池書記局長が、区議選で現有7議席から8議席への前進で「区民いじめの区政を転換しよう」と訴えると、会場は大きな拍手に包まれました。

区議・区議予定候補8人が激戦を勝ち抜く決意を表明し、参院東京選挙区の吉良よし子参院議員が勝利をめざす決意を述べました。

小池書記局長は、14日の6野党・会派の書記局長・幹事長会談で、参院選1人区の愛媛、熊本の2選挙区で一本化を合意したことを報告し、「『本気の共闘』の実現に全力をあげる。市民と野党の共闘勝利、共産党の躍進で“安倍政治サヨナラ選挙”に」と訴えました。

江東区政について小池書記局長は「区民いじめがひどい」と告発。

高すぎる国保料の滞納世帯は毎年3割以上だとして、「区民の命と健康が危ぶまれるにもかかわらず、この4年間で1万9千円も値上げした。滞納者には銀行に振り込まれた給与や年金の全額差し押さえまでしている」と語り、「共産党の躍進で、国保料は値上げでなく大幅値下げを」と強調しました。

敬老祝い金の削減や職員削減と区民サービス低下で区民いじめを進めていると指摘。
障害者施設や保育所を次つぎ民営化し、ほとんどの図書館を民間委託する一方、この4年間のため込み基金は新たに345億円となり、総額1,231億円に達すると語りました。

また、区長が「憲法改正の議論は必要」との答弁を繰り返していることに触れて、「この区政を共産党以外の会派が支え、その中心が自民・公明だ」と告発しました。

小池書記局長は、党区議団が中学3年までの医療費無料化を実現し、国保料の値上げを1人当たり3万円近くも値上げ幅を抑えたことを紹介し、「8議席になれば区民の要求実現の力が大きくなる。区民の願いに応える区議会に転換する確かな力を大きく伸ばしてほしい」と力を込めました。

(2019年3月16日付「しんぶん赤旗」より)