市民連合が野党と街宣「選挙で追い込もう」 新宿

政治変えるチャンス

統一地方選、参院選と連続する選挙で勝利し、安倍政権を退陣に追い込もうと10日、東京・JR新宿駅で市民と野党の共闘街宣が行われました。

安倍改憲を止めようと訴える、市民と野党4党の共同宣伝=10日、東京・新宿駅東南口(「しんぶん赤旗」提供)
政党や市民の代表が次つぎとスピーチ。
「ウソだらけの安倍政治を変えよう」と書かれたプラカードを一緒に掲げてアピールしました。

主催者を代表して、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)の山口二郎さん(法政大学教授)があいさつしました。

「安倍政権は、原発事故も公文書のねつ造も無かったことにしようとしている。民主主義が壊される瀬戸際です」と強調。
少なくとも、参院で与野党の逆転が必要だと強調し、「市民と野党が力あわせてたたかっていきたい」と述べました。

弁護士の白神優理子さんは、「偽造、改ざん、ねつ造など、今の政治はあまりにもウソが多すぎます。弁護士として絶対に許せません」とスピーチ。今年は政治を変えるチャンスですと呼びかけました。

「さようなら原発1000万人アクション」の鎌田慧さん、沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんが発言しました。

野党からは、日本共産党の吉良よし子参院議員、立憲民主党の海江田万里衆院議員、国民民主党の小宮山泰子衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員がスピーチしました。

吉良議員は、74年前のこの日に起きた東京大空襲に触れながら「二度と戦争を起こさない政治が必要です。ウソと戦争は表裏一体だからこそ、安倍政権のウソは見過ごせません」と訴え。
「勝つ方法は諦めないことです。国政選挙で、一人区での統一候補、共通政策の実現のため頑張ります」と語りました。

主催は、市民連合と総がかり行動実行委員会です。

(2019年3月11日付「しんぶん赤旗」より)