市民連合 街頭で訴え「デニー氏勝利・改憲阻止」/吉良よし子参院議員スピーチ

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は13日、東京・新宿駅前で街頭宣伝を行いました。

「安倍内閣は退陣を」とアピールする市民と野党議員=13日、東京・新宿駅東南口
スピーチした市民や野党の代表は、沖縄知事選で玉城デニー氏の勝利と、安倍首相が狙う改憲を阻止するため、市民と野党の共闘を広げようとアピールしました。

主催者あいさつした山口二郎さん(法政大学教授)は、各地で災害が発生しているもとで、自民党総裁選では改憲を主張し、外遊に出ている安倍首相を批判し、「こんな総理に、あと3年も政治を任せてはおけません」と述べました。

沖縄県知事選で「玉城デニーさん勝利のため力を尽くしたい」と表明。
秋の国会や来年の参院選へ向けて「市民と野党の共闘の機運を、さらに高めていきたい」と訴えました。

日本体育大学教授の清水雅彦さんは、「(首相は)9条を変えても何も変わらないというが、それなら変える必要ない」と指摘。

スピーチする吉良よし子参院議員
参院選で憲法を守る勢力を増やし、そして政権交代を実現していこうと述べました。

立憲民主党の海江田万里最高顧問、国民民主党の平野博文幹事長、日本共産党の吉良よし子参院議員、自由党の野沢哲夫東京一区総支部長、無所属の柚木道義衆院議員がスピーチしました。

平野氏は、「沖縄知事選勝利と安倍政権を倒すため、野党と一緒になってたたかい抜く」と述べました。

吉良よし子議員は、安倍首相にこれ以上政治を任せられないと訴え。沖縄知事選でデニー氏勝利に全力あげようと強調し、「力を合わせて政治を変えましょう」と呼びかけました。

※画像は吉良よし子参院議員Twitterより

(2018年9月14日付「しんぶん赤旗」より)