「築地市場の移転ノー」各団体が都庁前で開会日行動/あぜ上三和子都議があいさつ

東京都議会第2回定例会が開会した12日、都民要求実現全都連絡会、東京社会保障推進協議会、東京地方労働組合評議会は都庁前で、開会日行動に取り組みました。

「築地市場移転反対」の横断幕を掲げる人たち=12日、都庁前
東京地評の荻原淳議長が「小池都政は五輪を口実に大型開発を進め、築地市場移転を狙っている。暮らし・福祉中心の都政実現へ力を合わせよう」とあいさつしました。

各団体の代表が

「オスプレイを飛ばせるわけにいかない。横田基地配備に反対しよう」(東京平和委員会事務局長)
「国の生活保護連続切り下げに反対し、生存権を守るため提訴した」(東京都生活と健康を守る会連合会の相談役)
「道徳の教科化で、特定の価値観を子どもに押しつけてはならない」(東京都教職員組合の高橋秀和副委員長)
「豊洲新市場は使い勝手を考えていない設計で、土壌汚染も解決できない。移転は中止築地を守ろう」(「守ろ う! 築地市場パレード実行委員会」)

と訴えました。

あいさつした日本共産党の あぜ上三和子都議は、小池百合子知事が「食の安全を守る」の公約を投げ捨てて強行している豊洲移転が矛盾を深めており、中止を求めると強調。

「子ども医療費無料化など積極的な提案で、命と暮らしを守る」と表明しました。

(2018年6月13日付「しんぶん赤旗」より)