給付制奨学金の財源示す
山添候補がトーク

大企業への減税やめる

《吉良・笠井議員が応援》

街頭で訴える山添候補=23日、東京都・多摩センター駅(「しんぶん赤旗」提供)
街頭で訴える山添候補=23日、東京都・多摩センター駅(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の山添拓参院東京選挙区候補は23日、学生らと都内の多摩地域を駆け回り、参院選で共産党を躍進させ、戦争法の廃止、学費値下げや給付制奨学金を実現させようと訴えました。
南大沢駅前で訴えた山添氏は、憲法破壊の戦争法を強行した安倍自公政権を終わらせ、憲法を生かし希望ある社会と、公正な経済を実現する決意を述べました。
多摩センター駅前では、山添氏が参加者らと街かどトーク。大学4年生の女性(21)は「共産党は給付制の奨学金を政策として掲げているが、財源はどうするのか」と質問。山添氏は、大企業や富裕層への減税を元に戻せば、約8兆円の財源が生まれることを紹介。米軍への思いやり予算や軍事費を改め、税金は国民の暮らし優先へと切り替えようと話しました。
日野市在住の男性(22)は「どこに投票すれば良いのか分からない。何を基準に選べばいいのか」と質問。山添氏は、各政党が①どんな政策を掲げているか②自分が共感する政策を行ってきたか③どこからお金を得ているかーの三つを見ることが大事だと述べ、共産党は企業・団体献金を受け取らず、一人ひとりの国民の声を聞き、政治を変えようとしていることを紹介しました。
吉良よし子参院議員と笠井亮衆院議員が応援に駆けつけました。

(「しんぶん赤旗」2016年6月24日付より)