米本土所属のオスプレイ飛来《横田基地》

2016年3月10日 ,

米韓合同演習参加へ

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ3機が7日から8日にかけて、横田基地(福生=ふっさ=市など東京都多摩地域5市1町)に飛来しました。普天間基地(沖縄県)以外の、米本土カルフォルニア州の海兵隊基地所属機が飛来したのは初めてです。
 防衛省北関東防衛局から横田基地周辺自治体への情報提供によると、オスプレイ2機は、7日午後3時27分と45分に横田基地に着陸しました。監視活動を続けている羽村平和委員会によると、7日に飛来したうち1機が8日午前11時49分に岩国基地(山口県)へ向けて離陸。同日午後3時38分には、別の1機が横田基地に到着しました。
 今回飛来した3機は、太平洋、中東での作戦行動にあたる強襲揚陸艦ボクサーを中心とした第13海兵遠征隊に配属されています。
 第13海兵遠征隊は、2月27日に、西太平洋からインド洋にかけて着任地域とする第7艦隊の指揮下に入り、韓国での米韓合同演習(7〜18日)の一環で実施する米韓豪・ニュージーランドの多国間共同揚陸演習「サンヨン(双竜)2016」(2〜20日)に参加を予定しています。
 南関東防衛局は、15日にオスプレイ2機が東富士演習場で離着陸訓練を実施する可能性があると発表しています。

(「しんぶん赤旗」2016年3月9日付より)