少子高齢化に対策を
目黒区長選 小泉氏が決意

区長選立候補の抱負を語る小泉氏=4日、東京都目黒区
区長選立候補の抱負を語る小泉氏=4日、東京都目黒区

目黒区長選(4月10日告示、17日投票)で4日、立候補を表明した「区政をただそう目黒プロジェクト」の小泉一氏(66)=無所属新、日本共産党推薦=は、安保法制(戦争法)に反対し、区民憲章の実践と平和都市宣言が実現する区政にしようと訴えました。プロジェクト代表の小田誠氏は、区民目線で区政を変えていこうと呼びかけました。

小泉氏は、現区長のもと、保育園待機児童が改善されていないことや特養ホーム建設が進んでいない現状などを挙げ、「子どもの環境整備と少子高齢化対策が必要だ」と強調しました。また、アベノミクスで正規と非正規の間で格差が広がっていることに対して、国政から区民を守る防波堤として、一人ひとりの目線に立った区政にしていきたいと決意を表っ迷しました。

今回、小泉氏を応援するため「小泉一と新しい区政を作る会」を立ち上げた勝手連のメンバーの斉藤優子さんは、「参院選挙で候補者一本化の協力が進むなかで、区政でも運動を広げて流れをつくりたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月5日付より)