TPP撤退 池内さおり衆院議員が訴え

2015年11月18日 ,
「TPP交渉撤退へ共同を」と訴える池内氏(中央)=17日、東京・渋谷駅前(「しんぶん赤旗」提供)
「TPP交渉撤退へ共同を」と訴える池内氏
(中央)=17日、東京・渋谷駅前
(「しんぶん赤旗」提供)

「STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会」は17日、環太平洋連携協定(TPP)交渉内容の全面公開と秘密交渉からの即時撤退を求めて東京・渋谷駅前で街宣行動を行いました。

参加者は、「TPP絶対反対」「『大筋合意』で終わりじゃないぞ」とコールを繰り返しました。日本の医療保険制度を守ろうと訴える寸劇などで、TPP反対を訴えました。

『サルでもわかるTPP』の著者、安田美絵さんは、「『安い牛肉が入ってくる』と言うが、成長ホルモンを使った米国産牛肉の輸入が増えることになり、遺伝子組み換え食品の表示もなくすよう求められることは明らか」だと指摘。「食の安全、主権を奪うようなTPPに反対しましょう」と訴えました。

日本共産党の池内さおり衆院議員がスピーチ。「地域経済や医療など生活に深く関わる問題です。党派や立場を超えた共同で、TPP交渉から撤退させよう」と呼びかけました。

 

(「しんぶん赤旗」2015年11月18日付より)