オスプレイ横田基地飛来
党都議団 知事に申し入れ

政府・米軍に抗議せよ

米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)に米海兵隊のMV22オスプレイが4日飛来し、夜間訓練を行ったことに対し、日本共産党都議団(吉田信夫団長、17人)は5日、舛添要一知事あてに、日本政府と米軍に対し厳しく抗議するよう申し入れました。申し入れには、大島よしえ、植木こうじ、かち佳代子、松村友昭、徳留道信、尾崎あや子、河野ゆりえ、里吉ゆみ、和泉なおみ、白石たみおの各都議が参加しました。
大島都議は、今回の一方的なオスプレイの飛来や訓練は「都民の生命、安全と住環境を守るという点でも、地方自治体の意思を尊重するという点でも、断じて許されない」と厳しく批判。
徳留都議は「都民住民の命と安全を守るために、都として毅然(きぜん)とものを言わないといけない」と述べました。
応対した筧直(かへひ・すなお)基地対策部長は「要請は承りました。知事に伝えます」と答えました。
横田基地には5月11日に米空軍CV22オスプレイの配備計画が発表され、周辺自治体や地域住民から困惑や怒りの声があがっています。周辺5市1町が28日に安全性の懸念の払拭(ふっしょく)や情報提供を求めたほか、加藤育男福生市長は「受け入れがたい」と表明しています。18日にはハワイでMV22の墜落炎上・死亡事故も発生しています。

(「しんぶん赤旗」2015年6月6日付より)


党都議団の申し入れ書はこちら(都議団HP)