第86回メーデー・代々木公園に2万8000人

激励あいさつする志位和夫委員長
激励あいさつする志位和夫委員長

「戦争する国づくり」も労働法制の全面改悪もストップ、安倍政権の「暴走」政治を今すぐやめさせようと1日、第86回メーデーが全国311カ所で開かれ、17万人が参加しました。夏を思わせる日差しが照りつけた東京・代々木公園には2万8000人が参加して中央メーデーを実施。都内3コースをデモ行進し、「9条こわす安倍政権ノックアウト!」「残業代を出せ!」などと書かれたプラカードやデコレーションでアピール。遠足で原宿に来ていた高校2年生の男子は「海外まで行って戦争しちゃうなんて良くない」とデモを見つめました。

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「戦争立法」にノー三多摩メーデーに小池、宮本、吉良議員ら参加

東京都立川市の多摩緑地野球場で三多摩メーデーが開かれ、3000人以上が参加しました。菅原一茂実行委員長があいさつし「『戦争立法の成立許さない』『派遣法改悪案や残業代ゼロ法案は廃案に』の声を大きく広げよう」と訴えました。
日本共産党からは、小池晃副委員長・参院議員、宮本徹衆院議員、吉良よし子参院議員、尾崎あや子都議と三多摩の地方議員が参加しました。

デモ行進する参加者と小池副委員長(最前列右から2人目)、吉良参院議員(2列目右から2人目)、宮本衆院議員(同3人目)=1日、東京都立川市
デモ行進する参加者と小池副委員長(最前列右から
2人目)、吉良参院議員(2列目右から2人目)、
宮本衆院議員(同3人目)=1日、東京都立川市

小池氏が、いっせい地方選後半戦の三多摩の市・町議選で共産党が全員当選したと報告すると、会場は拍手に包まれました。安倍晋三首相の米議会演説について、日本の独立・主権をないがしろにする対米従属と批判し、日本を「海外で戦争する国」にする「戦争立法」や労働法制改悪など安倍政権の暴走ストップにむけ、連帯を呼びかけました。
参加者は「働く者の団結で労働組合を強く大きくし、労働者の権利を守り発展させるとともに、安倍政権の暴走にストップをかけ、国民本位の政治へ転換させよう」とメーデー宣言を採択。立川市内をデモ行進しました。

(「しんぶん赤旗」2015年5月2日付より)