米軍が降下訓練強行
東京・横田基地、今年3回目

「横田基地の撤去を求める西多摩の会」提供
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」提供
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」提供
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」提供

在日米軍横田基地(東京都福生、武蔵村山、羽村、立川、昭島の5市と瑞穂町)で3月30日、米軍がパラシュート降下訓練を実施しました。横田基地の監視活動をつづけている羽村平和委員会は30日午後2時50分に、横田基地所属のC130輸送機から7人が降下したのを確認しました。
米軍は横田基地で2012年1月以来、沖縄配備の陸軍や空軍の特殊部隊、海兵隊などによるパラシュート降下訓練を頻繁に実施。今年も1、2月に続き3回目です。

清水都議が中止要請

米軍横田基地で米軍が実施しているパラシュート降下訓練(4月2日まで)について、日本共産党東京都議団の清水ひで子都議・政策調査委員長は3月30日、都基地対策部に国と横田基地に対して抗議と訓練中止を求めるよう、口頭で要請しました。
16日の都議会予算特別委員会で清水都議は、周辺に住宅が密集し、学校や公共施設なども多数存在する横田基地は、アメリカの法律では設置できないことを示し、危険なパラシュート降下訓練の中止を強力に求めるよう舛添要一知事に要求していました。

 

(「しんぶん赤旗」2015年4月1日付より)

写真は米軍によるパラシュート降下訓練=3月30日、4月2日の様子。東京・横田基地(「横田基地の撤去を求める西多摩の会」提供)