横田でまた降下訓練 人数知らさず

米軍今年2回目

米軍による今年2度目のパラシュート降下訓練=2月27日、東京・横田基地(羽村平和委員会提供)
米軍による今年2度目のパラシュート降下訓練=2月27日、東京・横田基地(羽村平和委員会提供)

在日米軍横田基地(福生市など多摩地域5市1町)で2月27日、米軍がパラシュート降下訓練を実施しました。同基地での米軍による降下訓練は今年に入って、1月5~9日(米軍通告)に続き2回目です。

横田基地の監視活動を続けている羽村平和委員会によると、27日は午後0時20分ごろ、高度約3000メートルから9人が降下したといいます。

横田基地では2012年1月以降、米軍によるパラシュート降下訓練が急増。沖縄配備の海兵隊や陸・空軍の特殊部隊など、横田基地所属以外の部隊が頻繁に実施しています。

最近は、前日になっての地元自治体への通告や、降下人員数を明らかにしないケースも増えています。今回も25~27日の訓練実施が24日に通告され、降下人員数も明らかにされていません。

(「しんぶん赤旗」2015年3月1日付より)