新衆院議員インタビュー 宮本徹さん(42)

2014年12月23日 ,
宮本徹さん
宮本徹さん

安倍政権の退陣へ全力

当選後、商店街で女性店主から「増えた議席で安倍首相を引きずり下ろしてほしい」と言われました。

私は入党の原点が反戦平和の活動です。選挙では「一人一人の一票で戦争する国づくりを止めよう」と訴えました。「あなたの言っていることは全部そのとおりだと思う」と声をかけられることが何度もありました。安倍政権への危機感から、正面から対決する日本共産党への強い期待を感じる選挙戦でした。

国会の内外で力を合わせて、安倍政権を退陣に追いこむために全力を挙げたい。

選挙中、多くの高齢者から、物価上昇と年金削減の中で、どうやって生活していけばいいのかと、悲鳴のような訴えが相次ぎました。ある80歳代の女性は「共産党はずっと嫌いだったが、自分の味方は共産党だと、この年でわかった」と話してくれました。非正規雇用の多い若者層からも過去にないほど大きな声援を受けました。

東京では6人に1人に近い方が日本共産党と書いてくれました。一票の重みをかみしめ、議案提案権も活用し、子どもたちがおとなになっても笑顔でいられる、誰もが人間らしく生活でき、希望のもてる日本をつくるため力を尽くします。


1972年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業。党武蔵野・三鷹地区委員長などを歴任。党准中央委員、党東京都委員会副委員長。

(「しんぶん赤旗」2014年12月23日付より)