政治変え暮らし前へ 山添氏と「YAMA部」宣伝

東京・秋葉原 「男女賃金格差どうする」 「憲法で面白いところは」

市民勝手連「YAMA部」の人たちとともに訴える山添氏(右から2人目)=23日、東京都千代田区
 日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区予定候補は23日、山添氏を支援する市民勝手連「YAMA部」の人たちとともに東京都千代田区のJR秋葉原駅前でトーク形式で宣伝し、「日々の暮らしを前に進めるのが政治の役割。知恵と力を出し合って、政治を変えよう」と呼びかけました。

 山添氏は、新型コロナウイルスの第6波急拡大で「PCR検査を受けられない」「給付金が支払われない」との声が相次いでいると述べ、「岸田首相は困窮者への給付金を公約したが、届いていない」と告発。首相が「新自由主義の弊害」「新しい資本主義」を口にしながら、格差と貧困を拡大した「アベノミクス」転換策を示さないのは「国民の声にこたえていない」と指摘しました。「敵基地攻撃能力」検討や大軍拡を批判。「暮らしのための予算こそ拡大すべきだ」と強調しました。

 街頭やインターネットで「男女の賃金格差をどう是正するか」「憲法で面白いと思っているところは」などの質問が寄せられ、山添氏は「共産党の志位和夫委員長の質問に、首相が賃金格差の開示検討を表明したのは一歩前進」「今の憲法は、環境権やプライバシーなど新しい課題にも対応できる。憲法を変えるのではなく、生かすことが必要」と答えました。

 訴えを聞いた杉並区の男性(45)は「実質賃金が下がり続け、市民には不安がたまっている。共産党は一貫して、市民の視点で政策を示している」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2022年1月22日付より)