出撃拠点化する米軍横田基地 訓練に住民から「怖い」/笠井・宮本・山添議員ら調査

ホバリング訓練地点を見る(右から)笠井、山添、細野氏ら=20日、東京都瑞穂町(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の笠井亮、宮本徹の両衆院議員、山添拓参院議員、細野真理衆院東京比例候補は20日、特殊作戦機オスプレイの6機目の配備など出撃拠点として変容する米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)について現地調査しました。西多摩地域の地方議員も参加しました。

笠井氏らはオスプレイなどの低空飛行訓練がくり返されている、あきる野市を訪れ村木英幸市長と懇談。

つづいて「横田基地の撤去を求める西多摩の会」と意見を交わしました。高橋美枝子代表らは低空飛行訓練やパラシュート降下訓練などの実態を説明。「オスプレイのホバリング(空中停止)訓練は民家の間近で行われ、騒音や振動がすさまじい」「軍用機の訓練に『怖い』という声が相次いでいる」「離着陸がふえ訓練はひどくなっている。政府は抗議しようともしない」などの声が続きました。防衛省から情報提供がまともにされないことにも怒りが集中しました。

笠井氏らは「基地の強化が米戦略と一体にすすめられ、住民生活への影響も変化している」とのべ、基地撤去やオスプレイの配備撤回へカをあわせようとよびかけました。

このあと基地を1周し、ホバリング訓練場所や離着陸ルート直下などを視察しました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月25日付より)