新たな条件活かし躍進を/総選挙 党都委員会が候補者会議

党東京都委員会の総選挙候補者会議で発言する参加者=3日、東京都豊島区(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党東京都委員会は3日、目前の総選挙で党躍進、野党連合政権の実現を目指す候補者会議を開きました。

報告で田辺良彦都委員長は、都議選での奮闘の結果、「若い世代、現役世代をはじめ党と接点がなかった人々からも、党への新しい目が寄せられ、総選挙で躍進する新たな政治的条件をつくりだしている」と強調。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、「五輪より命が大切」の立場で命と暮らしを守る党と候補者の値打ちが光っていると述べました。

東京で比例110万票、得票率20%を実現し比例3~4議席を勝ち取るため、党都道府県委員長会議の討議、4日の党創立99周年記念講演の視聴を進めつつ、▽宣伝の抜本的強化▽対話・支持拡大の担い手を広げる「折り入って」作戦▽党勢の前回総選挙時回復へ党員拡大でダッシュ―に取り組む方針を提起。候補者として演説に磨きをかけるとともに、コロナ禍で苦しむ住民・事業者の生の声を聞くこと、ネット・SNSでの発信を強めることを呼びかけました。

出席者が発言し、五輪中止を求める活動で寄せられた反響や、演説・活動で直面している悩みなどを交流しました。

(「しんぶん赤旗」2021年8月4日付より)