五輪やめ医療を守れ/共産党都委勤務員支部が駅前宣伝

「五輪をやめてコロナ対策に集中を」「都立大塚病院を守ろう」と訴える参加者=28日、東京都豊島区(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党東京都委員会勤務員支部は28日、豊島区のJR大塚駅南口で宣伝し、地元党支部とともに五輪中止などを求めました。

参加者は「政府・都はPCR検査の拡充、迅速なワクチン接種、事業者・生活困窮者への補償こそ行うべきだ」「都立・公社病院が独立行政法人化されれば不採算医療が切り捨てられる」と訴えました。

五輪中止・コロナ対策拡充を求める署名に応じた文京区の女性(57)は「菅首相はこれだけ感染が広がって医療も逼迫(ひっぱく)しているのに、『安全・安心』と根拠もなく言い続けて、五輪を開いているのは不誠実だ」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2021年7月31日付より)