米倉都議質問に注目/痴漢被害『週刊女性』が特集

痴漢被害の特集が組まれた『週刊女性』(写真提供:しんぶん赤旗)

『週刊女性』5月4日 (20日発売)が、日本共産党の米倉春奈都議が都議会で行った痴漠被害の質問に注目し、特集しました。

記事は「痴漢被害者たちの続く苦しみ」との見出しの3ページ特集。党東京都委員会のジェンダー平等委員会が実施した「痴漢被害についてのアンケート」を引き合いに、米倉都議の「痴漢被害は実に深刻で、多岐にわたっています。これまで痴漢は軽視されてきましたのが、れっきとした性暴力であり、犯罪です」との発言を紹介しています。

記事は被害女性の「すれ違いざまに胸元に腕を当てられた。顔を確認しようとしたが、すぐに人混みに紛れてしまった。余りに突然で声も出ない」などの実例を多く掲載し、「見て見ぬふりも加害行為と同じ」と指摘。「痴漢は性暴力であることを改めて認識しなくてはならない」としています。

米倉都議が「行政が社会全体の問題として取り組むべきもの。都としても一刻も早く具対的な施策を打ち出してほしい」と締めくくっています。

「ジェンダー平等委員会」アンケートはインターネットで実施され、昨年8月からの約3カ月で1435人が回答。そのうち女性が83%で、回答者の96%が被害経験を訴えています。

(2021年4月23日付「しんぶん赤旗」より)