「都議選駆ける」女性の人権・文化を守る/昭島市(定数1)永元きょう子さん(48)新

勝利へ意気込む永元きょう子予定候補(写真提供:しんぶん赤旗)

「文化・芸術にかかわる人や女性を使い捨てにする政治を変えたい。当事者の一人として都議会で活動したい」―。9日、夕闇の新宿駅西口に力強い訴えが響きました。小池晃書記局長を迎えた、都議予定候補勢ぞろいの街頭演説での決意です。

立候補表明は3月末。ダンス講師15年、ダンススタジオ経営6年半。小学校からずっと続けた演劇やダンスを続けたい思いもありました。

コロナ禍で、非正規やフリーランスで働く人たちの苦しむ姿を前に、「いま黙っていてはいけない」と決意しました。

演説を聞いた市民から「わかりやすい」と評判です。選挙のアナウンサーを20年以上務めた経験が生きています。

大学では女性学を専攻。高校の時には生徒会長に立候補しようとして、女性であることなどを理由に辞退させられた経験も。

シングルマザーの友人は、劣悪な労働条件でも「職を失ったら次がない」と働いています。横田基地の騒音には、市民から「深夜もうるさい。何とかしてほしい」の声が届きます。

「この現状を変える議席が必要です」

都民ファーストの現職と自民党新人相手に「市民と野党の共同候補のつもりで、定数1で必ず勝利したい」と意気込みます。

党昭島市ジェンダー平等対策責任者。党准地区委員。

(2021年4月16日付「しんぶん赤旗」より)