【日曜版3月28日号】政府方針ねじ曲げた NTT接待/タイムズ東京支局長「五輪は中止すべきです」

「しんぶん赤旗」日曜版3月28日号

NTTによる総務相や官僚の接待問題。政府方針が百八十度ねじ曲げられた疑惑が浮かび上がっています。菅義偉首相の看板である「携帯料金値下げ」実現の代わりに、これまでの政府方針と真逆のドコモの完全子会社化を認めたという疑惑。一企業の要望に応え政治をゆがめた大問題です。ITジャーナリストの石川温(つつむ)さんなどを特集でお届けします。

コロナ禍でも東京五輪開催に固執している菅政権。英紙タイムズ東京支局長のリチャード・ロイド・パリーさんは「五輪は中止すべきです」と語ります。

コロナ禍で子どもたちの不安やストレスは深刻です。どう対応していけばよいかを専門家とともに考えます。

「この人に聞きたい」は、80歳を記念しチャイコフスキー全交響曲を連続公演する指揮者の小林研一郎さんです。

同性どうしの結婚を認めないのは違憲と札幌地裁が初の判断。結婚の平等へ大きな一歩です。

「お役立ちトク報」は就学援助制度。コロナ禍での減収も対象となる場合も。スポーツはマラソン2時間20分切り通算100回でギネス認定された川内優輝選手です。

政官財癒着ビジネス連続追及第3弾は、ライズ・ジャパン社の県議らへの多額献金問題。その狙いは―。

「ひと」は俳優の門脇麦さん。

(2021年3月26日付「しんぶん赤旗」より)