最大限の医療支援を/感染者急増 都に共産党都議団が申し入れ

武市副知事(手前右)に申し入れる共産党都議団=18日、東京都庁(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党東京都議団(大山とも子団長、18人)は18日、新型コロナウイルスの新規陽性者が都内で822人(17日)となり、18日も664人と3日連続で600人を超え感染が急拡大している中、大規模なPCR検査による感染者の発見や、医療現場・中小事業者への支援を最大限行うよう、小池百合子知事宛てに申し入れました。

申し入れでは、「急激な感染者の増加は抑えられてきた」(16日の都議会)という知事の認識が全く甘かったと批判。都民と事業者の協力を求めるばかりの「無為無策」を改めるよう求めました。

都のモニタリング会議も集中的なPCR検査の検討を求めているとして、「検査の戦略を直ちに打ち出すべきだ」と強調。

▽積極的疫学調査の人材確保
▽医療機関への財政支援
▽都立・公社病院の地方独立行政法人化の中止
▽自粛とセットでの補償
▽追加補正予算の編成

―などを申し入れました。

武市敬副知事は「非常に強い危機感で都民の生命を守ることを最優先に取り組む」と答えました。

(2020年12月19日付「しんぶん赤旗」より)


icon-link 新型コロナウイルス感染症対策に全力を挙げるよう求める緊急申し入れ(日本共産党東京都議団HPへ)