収入44%がパー券依存/都民ファーストの会 2019年に3485万円

小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は昨年得た7919万円の収入のうち、44%にあたる3485万円を政治資金パーティー収入に依存していたことが、都選管が公表した2019年分の政治資金収支報告書で明らかになりました。

同会は16年9月に小池氏を中心に設立し、都議は現在50人。収支報告書によると、昨年11月に京王プラザホテルで政治資金パーティーを開き、1612人が参加しました。

パーティー券の大口購入者は、東京都医師政治連盟(140万円)、東京都トラック運送事業政治連盟(50万円)、連合・東京地域政策を実現する会(同)、豊洲市場(江東区)に本社を置く松栄運輸(30万円)、東京行政書士政治連盟(24万円)、全国旅館政治連盟東京支部(10万円)など。

収入のうち3854万円を84人の党員・会員が負担。支出のうち同会都議21人の団体に2680万円余を寄付しています。

(2020年11月26日付「しんぶん赤旗」より)