東久留米 市民連合が集い/「民主主義守る政権へ」宮本徹衆院議員が決意表明

市民連合のメンバーや都議、市議らとともに声援に応える五十嵐氏(前列右から3人目)と宮本氏(同4人目)=15日、東京都東久留米市(写真提供:しんぶん赤旗)

五十嵐仁氏が記念講演

「選挙で変えよう東久留米市民連合」は15日、東京都東久留米市で「市民と国政をつなぐ集い」を開催しました。五十嵐仁・法政大学名誉教授が記念講演。日本共産党の宮本徹衆院議員(比例東京ブロック・東京20区候補)が会場からの質問などに答えました。宮本氏は「力を合わせて民主主義を守る政権をつくっていきたい」と決意を語りました。

衆院東京20区は、東久留米・清瀬・東村山・武蔵村山・東大和の5市。主催者を代表して東久留米市民連合呼びかけ人の大山智子さんが「この20区で野党統一候補が世論になるよう運動を広げ、野党連合政権をつくるために奮闘したい」とあいさつしました。

五十嵐氏は講演で
▽菅政権の発足と「安倍政治」の継承
▽墓穴を掘った?日本学術会議への人事介入事件
▽憲法闘争の新段階
―の三つの柱で話を進めました。そのなかで「コロナ禍のもとで政治の矛盾が噴き出しているが、新しい政権の青写真は日本国憲法に示されている」と指摘。改憲に対する守りから、憲法の理念を実現する攻めへの転換が必要になっていると訴えました。「声を上げれば政治は変わる。野党連合政権の樹立に向けて民意の底力を示そう」と強調しました。

「宮本さんに聞いてみよう」の企画に登場した宮本氏は、日本学術会議の問題、新型コロナウイルス対策、公立保育園の役割、少人数学級の実現、高すぎる保険料などについて縦横に語りました。

「集い」には日本共産党の原のり子都議と市議団、立憲民主党の梶井琢太市議も参加しました。

(2020年11月16日付「しんぶん赤旗」より)