香港の自治蹂躙 小池書記局長が要求 “日本政府は中国政府に抗議し、弾圧中止求めよ”

記者会見する小池晃書記局長
記者会見する小池晃書記局長=11日、国会内(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の小池晃書記局長は11日、国会内で記者会見し、香港警察による黎智英氏と周庭氏らの逮捕に対し「日本共産党として強く抗議する。弾圧の即時停止と釈放を求める」と表明しました。

小池氏は「これは重大な人権問題であって、人権問題は国内問題ではない。国際問題だ。われわれがこれを強く批判し釈放を求めることは、内政干渉にはまったくあたらない」と述べました。

その上で、両氏の逮捕容疑が香港国家安全維持法違反とされていることに言及し、同法は「香港の議会である立法会でも審議されておらず、中国政府が一方的に押し付けたものだ。内容も手続きも、香港の高度な自治を蹂躙するものであるといわざるをえない」と批判。

「香港での市民的・政治的な自由を求める個人と運動への中国当局の直接介入、弾圧を可能にするものだと指摘してきたが、まさに今回、実際にこの法律が弾圧に使われた」と強調し、「改めて香港国家安全維持法の撤回、廃止を求める」と表明しました。

さらに、菅義偉官房長官が同日の記者会見で、一連の事態に「重大な懸念」を表明したことに触れ、「日本政府は、この問題をただ“懸念がある”と言って見ているだけですませるのではなく、今回の一連の事態に厳しく抗議し、弾圧の中止と釈放を中国政府に対し要求すべきだ」と主張しました。

(2020年8月12日付「しんぶん赤旗」より)