「運動は続きます」/都知事選たたかった宇都宮けんじ氏が共産党都委員会を訪問

宇都宮氏に花束を手渡す田辺氏ら
宇都宮氏に花束を手渡す田辺氏ら=16日、東京都豊島区(「しんぶん赤旗」提供)

5日投開票の東京都知事選で大健闘した宇都宮健児・日弁連元会長は16日、豊島区の日本共産党都委員会事務所を訪れ、田辺良彦委員長らと懇談しました。

宇都宮氏らが到着すると、勤務員が拍手で出迎え、宇都宮氏に花束を手渡しました。

懇談で田辺氏は宇都宮氏のたたかいに感謝を表し「国政とともに、都政でも都知事選を通じて野党間の政策協議が発展し、都立・公社病院の地方独立行政法人化反対や、羽田空港の新ルート反対など一致してたたかうことができたのは大きな財産で、大きな地平を切り開きました」と強調。

宇都宮氏が「選挙は運動だ」と述べていることに触れ「同じ気持ちで運動に取り組み、訴えた課題の解決に力を尽くしたい」と語りました。

宇都宮氏はコロナ禍に伴い、テレビ討論が行われなかったことなど制約を受けたものの、各地で野党議員が一緒に宣伝するなど「衆院選や来年の都議選につながるたたかいができました」と振り返りました。

「選挙は終わっても、運動は続きます。引き続き、都政を監視し改革を進める運動に取り組みたい」と表明しました。

日本民主青年同盟の西川龍平都委員長も「アルバイト解雇や高学費で苦しむ青年の声を集め、宇都宮さんに届けてきました。『政治は変えられる』という運動を広げたい」と話しました。

(2020年7月17日付「しんぶん赤旗」より)