【衆院予算委】「通級」継続 通達約束 不登校でも利用可/宮本徹議員に文科相

質問する宮本徹議員=25日、衆院予算委分科会(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党の宮本徹議員は2月25日の衆院予算委員会分科会で、通常学級で不登校になった小学生が文科省の手引を根拠に通級指導教室(通級)を利用できなくなる事例を取り上げ、是正を求めました。

萩生田光一文部科学相は「不登校となった場合でも通級による指導を継続すべきだ」とし、手引の趣旨が正確に伝わるよう「通達をもって対応」すると約束しました。

通級は、障害などの困難を抱えた子どもたちが一般学級に在籍しながら、障害に応じた指導を受ける教室に通うもの。

宮本議員は、通常学級は不登校になったものの通級には通えていた小学生に、学校側が文科省の手引を根拠に「来年度から通級は利用できない」と言った事例を紹介。

通級に通い続けることで通常学級にも行けるようになるケースも少なくないとし、「通常学級で不登校になったというだけで通級にも行けなくなることは憲法26条(教育を受ける権利)にもとる事態だ」と強調しました。

萩生田氏は、「不登校になった場合でも、通級指導によって障害による学習上の困難等の克服が期待できる場合には、引き続き通級による指導を継続すべきだ」とし、「教育委員会等に周知徹底したい」と答弁しました。

(2020年3月8日付「しんぶん赤旗」より)