共産党国会議員団 空港管制を調査/羽田増便で過密悪化

来年3月29日運用開始予定の、羽田空港(東京都大田区)の増便とそれに伴う都心部の低空飛行問題で、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、武田良介、山添拓の両参院議員は18日、同空港の管制業務を調査しました。

シミュレーターによる管制官の指導、訓練を視察する(左から)武田、山添、高橋の各氏ら=18日、東京・羽田空港(「しんぶん赤旗」提供)

議員らは、国土交通省東京航空局東京空港事務所の村田雅康次長らから、パイロットに航行の指示をする管制業務の概要について説明を受けたあと管制塔に上り、空港周辺を360度見渡しながら、A~Dの4本の滑走路の運用状況を視察しました。

現在、同空港の年間発着回数は44万回を超え、1日当たり約1220回。
議員らは、2分間隔でひっきりなしに航空機が離発着する状況を確認しました。

新空路計画は、都心部を低空飛行することで離着陸間隔を狭め、増便するものです。

議員らは、コンピューターグラフィックスで航空機が同空港を離着陸する様子を再現するシミュレーター室も視察。
若い管制官や訓練生らが別室のパイロット役の管制官と英語で交信しながら、管制業務の指導・訓練を受ける様子を見ました。

視察を終えた高橋議員は「今でさえ2分間隔で空が渋滞しているのは国交省も認めています。これ以上の増便はやめ、人員体制や安全対策こそ強化すべきです」と話しました。

(2019年12月20日付「しんぶん赤旗」より)