【共産党足立区議団】西新井駅 ホームドア設置 国交省に要請

国土交通省の担当者に要請する党足立区議団=12日(「しんぶん赤旗」提供)

東武伊勢崎線西新井駅(東京都足立区)でホームを歩いていた男性が特急列車に接触してはね飛ばされ死亡した事故(10月23日)で、日本共産党区議団 (額賀和子団長、7人)と、そぶえ元希・衆院東京13区予定候補は12日、国土交通省に、計画的にホームドア整備を進めるよう要請しました。

国交省は事故について、ホームを時速約85キロで通過していた特急列車に、被害者のカバンが接触して発生したと説明しました。

額賀区議は「西新井駅は、複々線区間でホーム脇を特急が通過する区内唯一の駅で、今後も同種の事故がおこりかねない。1日乗降客数10万人以下の駅でも、計画的なホームドア整備を促してほしい」と要望しました。

国交省の担当者はホームドア整備の必要性について、「国交省ワーキンググループが今年行ったアンケート調査で、ホームドアが障害者のためだけでなく、全ての利用者のための設備だと認識されていることが分かった」との見解を示しました。

(2019年11月15日付「しんぶん赤旗」より)