【公立・公的病院 再編統合問題】村山医療センター守る/宮本徹衆院議員が院長と懇談

2019年10月22日

厚生労働省が再編統合の議論を促すとして、公立・公的病院名を公表した問題で本共産党の宮本徹衆院議員は東京都武蔵村山市で16日、名指しされた国立病院機構村山医療センターの朝妻孝仁院長らと懇談しました。

宮本徹 衆議院議員
宮本徹 衆議院議員

同センターは骨・運動器疾患・脊椎損傷に関する高度な医療からリハビリテーションに至るまでの一貫した医療を行っており、全国から患者が治療に訪れています。

また、地域医療でも北多摩西部二次医療圏のリハビリテ ーション支援センター、高次脳機能障害支援普及事業の中心的役割を担っています。

朝妻院長は突然の名指しに対し、「患者やスタッフ等の不安を解消するためにホームページに『これまで通り最善の医療を提供する』など掲載した。優秀な医師やスタッフを数多く集め、努力を重ねて評判も上がり、遠方からの患者さんも来るようになった。こうした努力は厚労省の少ない分析項目には当てはまらない」と語りま した。

宮本議員は「厚労省の名指しは東京都の医療圏構想とも関係なく出されている。なくてはならない病院を守るために力を尽くしたい」と述べました。

懇談には党武蔵村山市議団も同席しました。

(2019年10月22日付「しんぶん赤旗」より)