“消費税10%ありえない” 24日の集会参加訴え

2019年5月18日

「10月消費税10%ストップ! ネットワーク」は17日、東京・新宿駅前で10%増税中止を政府に求める署名の協力を呼びかけました。

消費税増税をストップさせようと宣伝する人たち=17日、東京・新宿駅東口(web版「しんぶん赤旗」より)
24日に東京・日比谷野外音楽堂で開く「消費税 いま上げるべきではない中央集会」への参加を訴えました。

宣伝が始まってすぐに署名した埼玉県上尾市の30歳の女性は「8%に上げられたばかりで、耐えられません」と話しました。

ビラを手に取った会社経営者の男性=横浜市=は「増税しちゃだめだ。安倍さんは先が見えてないよね」と語りました。

同ネット呼びかけ人の3氏は

「日本内外の経済状況をみれば増税なんてありえません」(住江憲勇・全国保険医団体連合会長)
「武器の爆買いは1年で消費税2%分。こんな財政は許されません」(醍醐聰・東京大学名誉教授)
「消費税増税するために社会保障と教育を“人質”にするのは大問題」(本田宏・医療制度研究会副理事長)

と訴えました。

呼びかけ人の富岡幸雄・中央大学名誉教授、浜矩子・同志社大学大学院教授、作家の室井佑月さんのビデオ・メッセージが映され、市民がスマホで撮影する姿もありました。

日本共産党の大門実紀史参院議員が訴えました。

(2019年5月18日付「しんぶん赤旗」より)