【統一地方選挙・訴えから】高月まな・新宿区議予定候補 ​

この国にいまだはびこる、いろんな差別や偏見をなくして人権や多様性を大切にする社会をつくるために力を尽くす決意です。

私は、体は男性で、幼いころから性別違和感に悩み続け、性別適合手術を受け、戸籍を女性に変えました。

自ら声上げて

高月まな 新宿区議予定候補(「しんぶん赤旗」提供)
学校を卒業後、障害者高齢者介護の現場で17年間、働いてきた中で、重い障害を持つ人たちが自ら行動を起こしてバリアフリーや障害者施策の推進を求めている姿に出会いました。

彼らが必死に声を上げる姿を見て、当事者が自ら声を上げることで政治を動かす力になると学びました。

私が入党したのは10年前、LGBTに対する職場の偏見や介護労働の厳しさを、党員に相談したことがきっかけでした。

共産党はこの問題が人権問題だとしっかり把握していますが、課題もあります。

私自身も完ぺきではなく、偏見や差別に気付いていないこともあると思います。
皆さんとともに学習し、理解を深めていきたい。

この国はまだひどい差別や偏見が横行しています。

国会議員がセクハラ発言したり、子どものいない人を追い詰めることを言ったり、「LGBTは生産性がない」など差別発言をしたりしながら、平然としている。
こんな政権は一刻も早く終わりにしたい。

多様な価値観

私は新宿区が大好きです。

多様な価値観を持つ人が集まる新宿区でこそ、率先して人権を守り、多様性が花開く街にする政治をつくるため、頑張ります。

(2019年2月15日付「しんぶん赤旗」より)