【新宿区長選】のざわ哲夫氏及ばず 得票率32%

新宿区長選が11日投開票されました。

のざわ哲夫氏
区民と野党が共同した のざわ哲夫氏(52)=無所属新、日本共産党、立憲民主党、自由党、社民党、新社会党、緑の党支持=は2万3973票(得票率32.9%)を獲得しましたが、及びませんでした。

当選は自民党・公明党推薦の現職の吉住健一氏(46)。

のざわ氏は、豊かな財政力を生かし、認可保育園や特別養護老人ホームの増設、学校体育館への空調設置、コミュニティーバスの運行、介護保険国民健康保険の負担軽減などの実現を訴えました。

選挙結果は次の通りです。

吉住健一 46 無所属 現職 49,353票
のざわ哲夫 52 無所属 新人 23,973票
(投票率28.24%)

「共闘の経験広げたい」のざわ氏が支援感謝

11日投開票の新宿区長選の大勢が判明したのを受け、のざわ氏は選挙での支援に感謝を表明しました。

のざわ氏を擁立した「みんなが輝くまち新宿をつくる会」の渡辺浩一郎事務局長(自由党都連会長)は「選挙戦で市民と野党の共闘を貫いたことは大きな財産。全国での市民と 野党の共闘を実現させたい」と語りした。

平和・民主団体でつくる「みんなの新宿をつくる会」の高橋博代表は「のざわさんが掲げた公約は区民の切実な要求。その実現のために頑張る」と話しました。

共産党の大山とも子都議は「区政を変えるため、引き続き共闘を広げたい」と述べました。

社民党の河野達男都連副代表は「総選挙から野党共闘を継続できたのは大きな力」と語りました。

(2018年11月13日付「しんぶん赤旗」より)