【米軍横田基地】「オスプレイ配備中止を」西多摩の会が日米政府に要請

防衛省が米軍横田基地(東京都福生市など)に米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイを10月1日から配備すると発表したことに対して、「横田基地の撤去を求める西多摩の会」(高橋美枝子代表)は27日、日米両政府に対して、配備の即時中止と撤回を要請しました。

要請では、オスプレイが6月23日に同基地に飛来してから「横田基地を基点に激しく飛び回り、北は三沢(青森県)へ南は岩国(山口県)へと全国を訓練場にしてしまった」と指摘。

その中で「10月1日に正式配備」と通告したことは「地元自治体と住民を嘲(あざけ)るもので、許し難いごまかしだ。情報を隠蔽し、何もかも秘密で、訓練だけは勝手放題に甘んじろなど、絶対に許せることではない」と批判しました。

その上で、10月1日配備通告の撤回と、横田基地を使ったCV22訓練の中止などを求めました。

(2018年8月28日付「しんぶん赤旗」より)