【杉並区長選】「憲法生かす杉並区政に」三浦ゆうや区長候補訴え

東京都杉並区長選が17日告示(24日投票)され、弁護士で「つながる会・杉並」の三浦ゆうや候補(34)=無所属新、日本共産党支持、新社会党、緑の党推薦=は、「区民の声を聞かない区政を変えよう。憲法を生かし、個人を大切にする杉並をみんなと一緒につくります」と訴えました。

第一声をあげる三浦ゆうや区長候補=17日、東京都杉並区(「しんぶん赤旗提供」)
区長選には三浦氏の他、自民、公明、民進などが推す現職の田中良氏(57)前区議の木梨盛祥氏(68)ら計4人が立候補。

区民の声に背を向け、公共施設を廃止し、国民健康保険料を連続値上げし、公用車を私的利用する現区長を、三浦氏は批判。
公共施設を守り、500億円以上のため込み金などを使い、国保料の値上げストップ、「真の待機児童ゼロ」を実現し、ブラックな働かせ方をなくすと強調しました。

市民が次々に応援に立ち、保育園で働く女性(30)は「社会的弱者に寄り添ってきた三浦さんに、多様な人権を守ってほしい」と話しました。

日本共産党の田村智子副委員長も「政治を私物化する今の国政と区政はそっくり。市民と野党の共同で変えよう」と応援しました。

(2018年6月18日付「しんぶん赤旗」より)