【立川市議選】日本共産党5市議候補が全力/17日投票

国と市の悪政に審判を

東京都立川市議選(17日投開票、定数28、立候補43人)が告示された10日、日本共産党の上條彰一(61)、永元すま子(72)、若木さなえ(42)、中町さとし(40)=以上現=、浅川修一(62)=前=の5候補が「党5議席確保で安倍政権に審判を下し、中学校全員給食の早期実現、ごみ袋代や国民健康保険料の値下げを」と訴えました。

(左から)上條彰一候補、永元すま子候補、若木さなえ候補、中町さとし候補、浅川修一候補(「しんぶん赤旗」提供)

5氏は吉良よし子、山添拓両参院議員、池内さおり前衆院議員の応援を受け演説。

自民党系、公明党、地域政党「未来日本」(代表・長島昭久衆院議員)が支える現市政が、寝たきり高齢者のおむつ代補助や難病手当など市民施策を削って191億円もため込んできたことを告発。

ため込み金のごく一部を活用して学校給食の無償化やコミュニティーバスの拡充など市民に還元をと呼びかけました。

市議選には共産党5氏と自民党系10、公明党7、立憲民主党系3、日本維新の会1、未来日本系5(うち国民民主党公認2)、諸派2など48人が立候補。

自民党候補の応援に入った同党都議は森友・加計問題など安倍政権への批判に「国政問題は市議選とは関係ない」と弁解しつつ、市政では「学校統廃合や負担増など厳しい決断をしなければならない」と居直りました。

(2018年6月12日付「しんぶん赤旗」より)