多摩都市モノレールに都議らが要望書~シルバーパス摘要を/通学定期代を下げて

要望書を提出する、(右2人目から)尾崎、清水、白石、藤田の各都議らと、受け取る醍醐社長(右端)=24日、東京都立川市(「しんぶん赤旗」提供)
東京都立川市に本社を置く多摩都市モノレールに対し24日、日本共産党の清水ひで子、尾崎あや子、白石たみお、藤田りょうこの各都議および沿線の党市議らが、シルバーパ スの同モノレールへの適用と、通学定期代の値下げを求める要望書を提出。

醍醐勇司代表取締役社長が応対しました。

提出された要望書は、

①多摩都市モノレールにシルバーパスを適用するよう、東京都との協議を行うこと
②通学定期代の引き下げを行うこと

と求めています。

懇談で醍醐氏は、「都議・市議が大勢きて要望されたことは、ご要望に沿うことはできないが、さまざま意見や要望があることは、社として受け止めたい」と話しました。

尾崎都議は、定年退職し、自宅を中心に病院や買い物にモノレールを利用する高齢者が増えていること、モノレール沿線に大学が多く、学生の利用客が多いことなどを指摘。

神戸新交通が神戸市と相談し、通学定期代の値下げを行ったことなどを紹介し、通学定期代の値下げを求めました。

清水都議は、「モノレールがより使いやすくなれば多くの市民が利用できるようになる。ご努力していただきい」と要望しました。

(2018年5月29日付「しんぶん赤旗」より)