中野区・杉並区の選挙で政治革新を進めるつどい/吉良よし子参院議員が講演

日本共産党を支援する代々木総合法律事務の会と杉並総合法律事務所の会は9日、東京都中野区で「野党と市民の共同で政治革新を進めるつどい」を開き、6月の中野区長選・区議補選、杉並区長選・区議補選や来年の参院選で、市民と野党の共同候補を押し上げ、 共産党の議席を勝ち取ろうと決意を固めました。

つどいで講演する吉良よし子参院議員=9日、東京都中野区
鷲見(すみ)賢一郎弁護士は開会あいさつで「安倍政権退陣へ、今こそ頑張らないといけない。中野、杉並で区民本位の区政を取り戻すために力を合わせよう」と呼びかけました。

共産党の吉良よし子参院議員が講演。

「森友・加計」問題や自衛隊の日報隠し、国会議員への暴言、セクハラ問題など安倍政権と自公ら与党のもとで憲法や人権、民主主義を踏みつける政治がまかり通っていると批判。

国会で政府与党が強行を狙う「働き方改革法案」や改憲策動阻止へ全力をあげるとともに、地方自治体で政治に憲法の理念を取り戻すことが重要だと強調。中野、杉並の区長区議補選で勝利し、来年の参院選で再選を果たして安倍政権に痛打を与え、退陣に追い込もうと訴えました。

中野区長選(6月3日告示、10日投票)の酒井直人候補(46)=無新、区民の声・中野(市民、日本共産党、立憲民主党、生活者ネットワーク、無所属区議らが共同代表)推薦=、区議補選(同日実施、定数1)の浅野なおたか候補=日本共産党公認=、杉並区長選(6月17日告示、24日投票)の三浦ゆうや候補(34)=無新=、区議補選(同日実施、定数2)の野垣あきこ候補=日本共産党公認=が出席し、選挙勝利と区政転換に向けて決意を述べました。

また、三浦氏を擁立した「つながる会・杉並」の茂木こうぞう氏と、酒井氏を推薦する「区民の声・中野」の韮澤進氏が、候補者擁立の経緯や選挙勝利への決意を語りました。

(2018年5月11日付「しんぶん赤旗」より)