【横田基地】米軍が無通告でパラシュート降下訓練/羽村市平和委員会が確認

周辺市町が再発防止要請

在日米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)で米軍が無通告でパラシュート降下訓練を実施したことが21日までに、わかりました。周辺市町でつくる基地対策連絡会は20日、米軍に口頭で訓練の事前通知と徹底した安全対策、事前に情報提供されなかった経過説明と再発防止を求めました。

横田基地の監視活動を続けている在日米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)で米軍が無通告でパラシュート降下訓練を実施したことが21日までに、わかりました。周辺市町でつくる基地対策連絡会は20日、米軍に口頭で訓練の事前通知と徹底した安全対策、事前に情報提供されなかった経過説明と再発防止を求めました。
は、19日午前10時46分と58分、20日午前9時ごろに、同基地配備のC130J輸送機からパラシュート降下したことを確認しました。

19日の降下の情報を受けて周辺市町連絡会が防衛省北関東防衛局に事実確認を行ったところ、20日午後5時ごろ、同防衛局から両日、米軍が降下訓練を実施したことを認める情報提供がありました。

横田基地では10日に、降下訓練中の米兵が切り離したパラシュートの一部が羽村市の羽村第三中学校に落下する事故が起きたばかり。

9~13日の訓練の実施も、9日当日になっての情報提供で、周辺市町連絡会は米軍に対し「今後、このようなことがないよう、訓練情報の早期提供を徹底すること」などを要請していました。

写真は羽村市平和委員会提供

(2018年4月22日付「しんぶん赤旗」より)