新婦人ひなまつり行動「汚染残る豊洲新市場に反対 都民の声を届けます」

新日本婦人の会東京都本部は2日、新宿駅前で女性の願いを直接都に届けようと今年で53回目を迎える「ひなまつり行動」をしました。

通行人や観光客らが行きかうなか、鳴りものなどで注目を集め、にぎやかに宣伝しました。

シールボードを使い対話する宣伝参加者(右)=2日、東京・新宿駅西口
シールボードを使い対話する宣伝参加者(右)=2日、東京・新宿駅西口
中央区の女性(61)はリレートークで「汚染物質が残る豊洲に市場を移してはいけないという私たちの運動が海外まで 広がっています」と報告。
「築地は守る」と発言していた小池百合子都知事が自らの発言を覆したことに「本当に怒っています」と訴え、「築地市場は移転してはいけないということを一緒に考えていきましょう」と呼びかけました。

通りがかりの70代の女性(新宿区)は、意見を変える小池都知事を、「都民の前に出てきて都民の声を聞くべきだ。業者の(市場を)残してほしいという声を聞かない。そんなバカなことはない」と批判しました。

宣伝後に都への要請行動があり、豊洲新市場への移転中止と築地市場の現地再整備を求める要望書を都中央卸売市場と各会派に手渡し、日本共産党からは、尾崎あや子、あぜ上三和子両都議が応対し懇談しました。

(2018年3月4日付「しんぶん赤旗」より)