【町田市長・市議選】「大型開発より教育・福祉」小池書記局長訴え[あさって25日投票]

声援に応える小池晃書記局長(中央)と市長・市議候補各氏=22日、東京都町田市
声援に応える小池晃書記局長(中央)と市長・市議候補各氏=22日、東京都町田市
日本共産党の小池晃書記局長は22日、東京都町田市の町田駅前で、市長選(25日投票)の木原のぶよし候補(68)=無所属新、共産党・まちだ市民連合・立憲民主党を支持する町田市民の会・自由党都連推薦=と、同日投票の市議選(定数36、立候補44人)の、とのむら健一(63)、細野りゅう子(63)、佐々木とも子(62)、渡場さとし(52)=以上現=、田中美穂(35)=新=の5人の党市議候補とともに、市長選・市議選での勝利を訴えました。

デッキに鈴なりになった聴衆から、「頑張れ!」との声援や熱い拍手が飛びました。

小池書記局長は、ウソとごまかしによる「働かせ方改革」、生活保護費削減や年金の引き下げなど、くらしの分野でも暴走する安倍政権に審判を下そうと訴えました。

小池書記局長は、現市長が自民・公明ら与党とともに、大型開発を推進し、市民負担増、公共施設の廃止をすすめていると指摘。「200億円の大型開発をやめれば、中学校の全員給食や年金で入れる特養ホームなどが実現できる。市民の願いに応える市政へ転換しよう」と呼びかけました。

小池氏はまた、自公などが市議会で改憲議論を推進する意見書を可決した一方で、公明党国会議員が「市議選で憲法を争点にするのは間違い」と言ったことに対し、「市議会を憲法改悪の足場にしているのは自民・公明だ」と批判。
「木原さんと共産党の5人の市議候補の勝利で9条改憲を許さない意思を示そう」と訴えました。

木原候補は「市民と野党の共同候補として、市民の願いを実現します」と語りました。

演説を聞いた高校生(18)は「中学校の全員給食を実現してほしいので、木原さんと共産党候補に投票してきました」と話しました。