【町田市長選】憲法守る町田市に~宇都宮健児さんが木原のぶよし候補を応援

町田市長選 2月18日告示

東京都町田市長選(18日告示・25日投票)に向けて「明るく住みよい革新町田をつくる市民の会」の木原のぶよし候補(68)=無所属新、日本共産党・まちだ市民連合、立憲民主党を支持する町田市民の会推薦=が12日に行った「市民と野党の共闘宣伝」で、元日弁連会長の宇都宮健児弁護士の応援演説の一部を紹介します。

木原のぶよし市長候補(右)を応援する宇都宮健児氏(左)=12日、東京都町田市
木原のぶよし市長候補(右)を応援する宇都宮健児氏(左)=12日、東京都町田市

私は、4年前に木原さんが前回市長選に立候補したときから、変わらず木原さんを応援しています。

木原さんは町田で40年間教師生活を送り、その傍らで11年間お母さんの介護をしてきました。
町田市長にふさわしい経歴と人柄です。

木原さんは、大型開発・箱モノに市民の税金をつぎ込む石阪丈一現市政から、人々のくらしや教育、福祉、環境を大切にする市政への転換を訴えています。

何よりも重要な政策は、憲法を守ることです。安倍政権は、今年の国会で憲法改定の発議を狙っています。

安倍首相は、年頭の記者会見でも、何としても改憲をやりぬく決意をにじませています。
安倍政権が狙っている憲法 改定の本丸は憲法9条です。 報道では、憲法9条に1項・2項を残して自衛隊を明記する改憲案が浮上する可能性があると言われています。みなさんの中には、9条1項・2項を残して自衛隊を明記することは、現状追認であって、なんら変わらないと思う人がいるかもしれません。

しかし、安倍政権は2015年に多くの国民の反対を押し切って「海外で戦争でき 集団的自衛権の行使を容認する安保法制を無理やり制定しました。今の自衛隊は海外でも戦争ができる自衛隊になっています。自衛隊を憲法に明記することは、海外で戦争できる自衛隊を合憲化することにつながります。

自衛隊の明記は、戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を定めた9条の1項・2項を空文化・死文化してしまいます。
1項・2項をそのままにして自衛隊を明記しても、単なる現状追認ではなく、海外で戦争できる国づくりへの第一歩になります。

憲法9条の改憲発議を許ない点を、木原さんは政策の中できっちりとうたっています。

憲法9条を守ることは平和な社会を寺ることです。平和があってこそ、私たちの毎日の生活は維持されます。

戦争は最大の人権侵害です。

憲法を守る町田市政を打ち立てるためにも、市長選で、何としても木原さんを市長に押し上げてください。

町田市政が変われば、東京都政に影響を与え、国の政治を変える拠点にもなります。
市政を変えて、日本の政治を変えるためにも、木原さんをよろしくお願いします。

(2月16日付「しんぶん赤旗」より)