「憲法生かす東久留米に」東久留米市長選キックオフ集会

社民党市議の桜木よしお市長候補が訴え

12月17日告示・24日投票の東京都東久留米市長選で、社民党市議の桜木よしお候補(67)=無所属新、日本共産党・社民党・自由党推薦=を擁立する「新しい市政を創る会」は3日、「『市民が主役』のまちづくり 市政転換! キックオフ集会」を市内で開きました。

集会で桜木候補は、両親が満州(中国東北部)からの引き揚げ者で「戦争はいやだ」と言っていた体験を語り、「護憲が自分の政策の原点だ」と強調。
憲法を暮らしに生かしたまちづくり」をすすめると表明しました。

桜木候補は、市議を9期務めた経験から、すでに立候補を表明している現市長の、市民負担を押し進める市政運営を批判。高い有料ごみ袋の値下げや、父母・職員はじめ市民から反対の声が多く上がっている公立保育園の全廃計画を見直し、「住民自治を大切にした姿勢に転換する」と語りました。

集会では、社民党の又市征治幹事長と区議・市議ら、立憲民主党の菅直人衆院議員、自由党の渡辺浩一郎都連会長、市民自治フォーラムの市議など超党派の議員が出席し応援・激励しました。

共産党から宮本徹衆院議員、原のり子都議、同市議団と北多摩北部地域の市議らが出席してあいさつ。
宮本議員は「姿勢が安倍政権のくらし破壊の政治から市民の暮らしを守る防波堤の役割を果たすことが重要」と述べました。

また、市長選と同時に実施の市議補選(定数2)に立候補する新人の北村りゅうた候補もあいさつし決意を述べました。

桜木候補を応援する市民も、ともに支持を訴えました。
 

集会参加者とともに決意を固める桜木よしお市長候補(中央)=2日、東久留米市
集会参加者とともに決意を固める桜木よしお市長候補(中央)=2日、東久留米市