《候補者は訴える》東京比例・東京12区 池内さおりさん/みんなの社会取り戻す

訴える池内候補
訴える池内候補

誰もがたった一度の人生を、かけがえのない、いまを生きている、この事実に安倍政権はあまりにも無関心です。安倍首相に言いたい。あなたが「お友達優遇」に明け暮れている間に、暮らしの痛みは限界点を超えています。

アベノミクスの失敗は明らかです。約5年間、消費は冷え込んだまま。働く皆さんの賃金、実質賃金は一向に上がらない。非正規雇用のまん延、過労死、いじめ自殺、パワハラ・セクハラ、若者を追い詰めている世界一高い学費、そしてお年寄りには医療も介護も切り縮め、減らされ続けている年金。政治の貧しさが、人々の人生のゆがみとなって襲い掛かっています。

その一方で、アベノミクスで大儲けした人たちも存在しています。安倍政権発足以降、富裕層上位40人の金融資産は2倍に膨れ上がり、大企業の内部留保も400兆円を超えました。いったい誰のための政治なのか。

安倍首相は衆院解散の口実に突然、消費税10%の一部を教育や子育てに回すと言い出しました。教育や子育ては国民の切実な願いです。この願いを人質に、消費税10%への大増税などとんでもない。どこまでも救いようのないような政権だといわなければなりません。

みなさん一緒に経済に民主主義を取り戻しましょう。富裕層と大企業に応分の負担を求める税制改革を実現しようではありませんか。社会保障を充実し、税金を格差と貧困の是正につながる使い方に変えていきましょう。

8時間働けば普通に暮らせる改革を実現させましょう。税金の集め方、使い方、働き方の改革で1%の富裕層優遇から99%のみなさんの暮らしを大事にする社会へ、財政献金を受け取らない日本共産党と池内さおり、なんとしても勝ち上がり、みんなの社会、私たちに取り戻すそのためにたたかい抜く決意です。(3日、「東京12区必勝のつどい」で)

(「しんぶん赤旗」2017年10月6日付より)