《都議会・豊洲新市場問題》自公、豊洲移転促す「延期で浪費」「早期判断を」/都ファは沈黙

2017年6月6日 ,

2日の都議会本会議では各党が代表・一般質問を行いました。

自民党の高橋信博都議は、小池百合子知事が豊洲新市場の会場を延期して築地市場の豊洲移転計画を再検討していることに対し、「移転延期に伴い豊洲市場で1日500万円が浪費されている。この状態を続けることに自責の念がないのか疑問だ」と発言しました。

公明党の中山信行都議は、都議会の付帯決議で求めた新市場予定地の「無害化」が達成できていない事実を認めながら、「環境基準を将来の目標と掲げつつ、専門的か科学的に妥当な対策を講じ、都民の理解を得ることを続けるのが今選択すべき現実的な対応」だとして、小池知事に「早期に明確な判断を示すべきだ」と求めました。

都民ファーストの会の音喜多駿都議は、築地市場の豊洲移転問題には一言も触れませんでした。

(「しんぶん赤旗」2017年6月3日付より)