《江東区・あぜ上都議》くらし最優先の都政に あぜ上さんの議席必ず/市田副委員長訴え

声援にこたえる(左から)あぜ上三和子都議、市田副委員長、吉田年男衆院東京15区候補=21日、東京都江東区
声援にこたえる(左から)あぜ上三和子都議、市田副委員長、吉田年男衆院東京15区候補=21日、東京都江東区

東京都議選(6月23日告示、7月2日投票)まで1ヶ月余りに迫った21日、日本共産党の、あぜ上三和子都議(江東区・定数4)の必勝をめざす演説会が江東区文化センターで開かれました。

市田忠義副委員長・参院議員は、共謀罪の強行や森友・加計学園問題など、「歯止めがかからない暴走・倫理喪失の安倍自公政権に退場の審判を」と呼びかけ。超大激戦の江東区で、あぜ上さんの議席を何としても勝ち取ろうと訴えました。ユーモアを交えた演説に、満席の会場から笑いと共感の拍手が起こり、「わかりやすく面白かった」の声が上がりました。

市田氏は、都議選の最大争点の築地市場(中央区)の豊洲(江東区)移転問題について、土壌や地下水の汚染は、専門家会議でも「環境基準以下にできない」としていることにふれ、「きっぱり移転の中止を求める、あぜ上さんに、党派を超えて支持を寄せてほしい」と訴えました。

小池百合子知事の下で都政に前向きの変化が生まれる一方、自民・公明と一体に外環道など大型開発を推進している問題を指摘。「小池知事の姿勢を変えるためにも共産党がもっと議席を伸ばすことが必要だ」と強調しました。

あぜ上氏は、平和・憲法を守りぬき、くらし最優先の都政の実現に全力を尽くす決意を表明。豊洲移転問題では、移転中止と築地の再整備を主張し、豊洲に建設された建物の活用について「英知を集めて都民の暮らしを豊かにするものにしていきましょう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2017年5月22日付より)