都政を前に動かそう
日野 田村副委員長・中野候補ら

参加者の声援にこたえる(右から)田村副委員長、中野都議候補、佐藤衆院21区候補、村松みえ子元都議=5日、東京都日野市【写真提供:しんぶん赤旗】

日本共産党南多摩地区委員会は5日、都議選と次期総選挙での党躍進、中野あきと都議候補(日野選挙区、日野市議)の勝利で政治を変えようと、日野市内で演説会を開きました。会場いっぱいの参加者が田村智子参院議員・党副委員長らの話に耳を傾けました。

田村氏は、都議選について「共産党が躍進することが都政を変えるために必要だということを、どれだけ多くの都民に理解していただけるかが、カギが」と述べ、中野候補への支援を訴えました。

安倍自公政治について「大企業の利益が成長戦略、これ一本やりだ」として、アベノミクスの破綻、使い捨て労働に加え、自身の父母の介護問題にふれて安倍政権の社会保障費抑制路線を批判。「税金はもうかっている大企業、大資産家からきちんと集め、暮らしのために使うべきだ」と語りました。

5カ月後に迫る都議選で、定数2の日野選挙区で8年ぶりの議席奪還をめざす中野候補は、豊洲新市場問題は巨大開発偏重と隠ぺい主義の都政の象徴だと指摘。「都議選は安全神話とウソを振りまいてきた自民党に審判を下す選挙。そのためにも、みなさんのお力で私を都議会へ送ってください」と訴えました。

吉田信夫都議団長が登壇し、豊洲新市場や保育園待機児童問題にふれ、「都政が変わり始めている。それをもたらしたのは都民のみなさんの世論と党都議団の奮闘だ」と強調。「都政を前へ動かすために、共産党の躍進と中野さんの勝利が求められている」と語りました。

佐藤あや子衆院21区候補は「野党と市民の共闘の力で安倍政権を打倒したい」と、総選挙での共産党躍進のために全力をあげる決意を述べました。

(「しんぶん赤旗」2017年2月7日付より)