《西東京市長選》くらし第一の市政へ 杉山氏が決意

2017年1月20日 ,
会見する杉山昭吉市長候補(右から3人目)=16日、東京都西東京市
会見する杉山昭吉市長候補(右から3人目)=16日、東京都西東京市

東京都西東京市長選(29日告示、2月5日投票)で、「西東京市民のくらしをよくする会」の杉山昭吉事務局長は16日、市内で開かれた記者会見で市長選への立候補を表明し、「市民の意見が反映される市政を進めたい」と語りました。

市長選は、杉山氏のほかに現職の丸山浩一氏が立候補を表明。杉山氏は、日本共産党、自由党、森てるお市議(無所属)が推薦しています。

杉山氏は、現市政を「くらしが大変な市民に寄り添わず、市議会にも対応しようとしない」と批判。国民健康保険料の値上げなど市民の負担増、市民サービス削減のもとになっている市の行革大綱・アクションプランの見直し、負担軽減に転換すると話しました。

現市政が進める市庁舎の統合や市民会館など3階の合築複合化整備も見直し、市民合意に基づいた市政を進めると強調。国保料の値下げやがん検診の無料化復活、認可保育園・介護施設の増設を公約に掲げました。

杉山氏は「くらし第一の市政へ、憲法と地方自治の精神を生かした市政の実現に全力を尽くす」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2017年1月18日付より)