銭湯支援条例案を否決
里吉議員が賛成意見

里吉都議
里吉都議

東京都議会文教委員会は17日、日本共産党都議団(吉田信夫団長、17人)が提出した「東京都公衆浴場振興条例案」を日本共産党の賛成、自民、公明、民主、維新、生活者ネットの反対で否決しました。
採決の前に、日本共産党の里吉ゆみ都議が賛成の意見表明。年々利用者が減少し、経営が深刻になるなかで、公衆浴場が減少している現状に対し「条例を制定し、振興計画を策定することで、これまで以上に浴場振興を計画的、総合的に進めることができる」と述べ、条例案への賛同を呼びかけました。
里吉氏は、公衆浴場は都民の公衆衛生、健康増進や住民の交流など福祉の向上に重要な役割を果たすとともに、日本の庶民文化を継承・発信する存在として、その文化的価値を楽しむ人や、スポーツ愛好家、観光客からも新たな注目が集まっていると重要性を強調。「これ以上浴場を減らさないよう支援を頼む」「銭湯があって助かっている」という都民からの声を紹介しました。
自民党の栗山芳士都議は、都民や自治体が必要な施策をすでに実施しているとして「新たな条例を制定する必要はない」と反対意見を述べました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月18日付より)